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ダンス・マカブル考察

あんまりフリゲの考察はしないのですが、ダンス・マカブルとっても面白かったので、考察にも挑戦してみようかと(ノ´ω`*)
とはいうものの、いつも通りグダグダ感想言って終わりになりそうです。そこはご愛嬌で。
ちょっと先日の感想と言ってること被ってると思います。

では追記にて。もちろんネタバレ。



HEY YO
ラッパー神父。ラッパーバグってのも斬新ですよね。ラッパー神父にまだ会ってない人は、聖書を開く前に扉の向こうのラザールに話しかけると会えますよ。

神父もとい医者のあのマスクや、時折聞こえる鳴き声なんかでダンス・マカブルのテーマが「ペスト」であるということは、早い人なら開始数分で気づいてしまうかもしれません。しかし、これはまだこの作品の始まりでしかないのです。

タイトルの「ダンス・マカブル」は死の舞踏という意味で、中世のヨーロッパで流行った寓話とか、それを元にした芸術のことです。貴族であろうと、貧民であろうと、神職であろうと、農民であろうと、最後は「死」という無に統合される。結局は一緒だヒャッハー!!!!踊れー!!!ウィー!!!!みたいな考えで、ペストが流行った時にこれも流行りました。

まず、初めに聞こえる声は「エリ・エリ・レマ・サバクタニ」で、「わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか」というキリスト生前最期のつぶやき。声的には少年か、女性のように聞こえますが、これをつぶやいたのはアルエットではないでしょうか。理由は後ほど。

このダンス・マカブルの舞台は、フランスだと思われます。ペストはヨーロッパで流行った病気ですし、主人公の「アルエット」はフランス語で「ひばり」という意味ですし、不穏な時にBGMで使われる明るい調子の歌も、フランス民謡の「ひばり」というものです。また、エンディングタイトルにはしばしばフランス語が使われています。同じくらいラテン語もよく使われていますが、これは宗教言語だからかな、という感じ。

ここらへんでテーマの二つ目は「キリスト教」だな、と気付きます。キリスト教というより、キリスト教神話?

アルエットが目覚め、探索することとなる教会は、人の身体を模しています。釘を刺す場所や冠のある位置、そして鐘楼の形などを見ると、それはただの人ではなく、イエスキリストを模していることが分かります。アルエットは教会に釘を打ち込むことによって磔刑を成していきますが、左側の鐘楼の、薬指に当たる部分にアルエットの結婚指輪が落ちているため、磔刑を受けているのはアルエット自身であることが判明します。アルエットはその身に擬似磔刑を施していることになるのではないでしょうか。だからこそ、EDで復活を成し遂げられるのです。先程、「エリ・エリ・レマ・サバクタニ」をつぶやいたのはアルエットではないか、と書いた理由はここに所以します。キリストが復活前に告げた言葉をアルエットが復活前につぶやいているのですね。

また、物語の重要登場人物の神父もとい医者ですが、イベントを集めると名前が「ロッシュ」であることが判明します。ロッシュはフランスに生まれた人物で、伝染病、主にペストの守護聖人です。彼がペストにかかった際は、その間犬が付き添いパンを運び続けたのだとか。彼が言う、「一度病気(ペスト)に掛かったものはもう掛からない」という台詞は、ここに由来するのかもしれません。また途中、地下礼拝堂で犬がパンを運んでくれるのも、ロッシュにしたのと同じことをアルエットにしたのかもしれませんね。可愛いな犬!また、彼病人の上で十字を切り、治療に励んだという伝説もあります。最後アルエットが目覚めたシーンの神父さんを思い出します。

さて、アルエットがキリストと同じ擬似磔刑を受けている、という話ですが、大きく関わってくるのは冠というアイテムと、プレイヤーの存在です。冠は磔刑の進行度、つまり釘を何本刺したかで形が変わっていきます。最初は茨しかない冠です。茨の冠というのは、キリストが磔刑されている時に、苦痛を与えられるために付けさせられたものです。彼は冠を付けさせられ、両手や足などを杭で打たれることによって人類の罪、つまり原罪を引き受けて死ぬことになります。ゲームでは全部の釘を刺し終わると冠に茨がなくなり月桂冠になります。月桂冠はギリシャ神話なんかでは詩人の象徴だったりしますが、キリスト教では永遠や愛の象徴です。冠が月桂冠になることにより、神によって罪は許されるわけです。ここで出てくるのがプレイヤーです。FIN1を見た方は分かると思いますが、このゲームでプレイヤーは神です。父と子と聖霊の父に当たります。つまり、アルエットひいては人類を許すかどうかはプレイヤーである私達が決めるのです。だからこその「冠を『持って行かせる』」という選択肢。FIN2の条件は「冠が完全じゃない状態で持って行かせる」ということです。つまり、神であるプレイヤーが人類の原罪を許さない、という選択肢を選んだことになります。そしてもたらされるFIN2ではアルエットと神父がペストをふりまき、怒りの日を呼ぶ存在になって終ります。


言いたいことは好きなだけ言いました!ゲーム内で、なんだか難しい言葉が出てきたら八割ぐらい聖書だと思っていいです!

(後日追記)
雑文を読んで初めて分かったのですが、ラザールの元ネタはイエスキリストの友人のラザロかー。神父さんがなにか元ネタあるくらいだからあるんだろうなあ、と思ったけど内容を合わせて考えるとぴったり。うむ、凄い。
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Re: アメさん

多分ですけど、わんこは元から凶暴化してないと思うんですよね。ラビリンスで追いかけてくるのも、慣れ親しんだアルエットだから追いかけてるだけで、それを忘れてるアルエットが勝手に怖がって狂気点削ってるだけにすぎません。近づいても、狂気点は減るものの、噛まれるような描写はありませんし。地下礼拝堂でも、アルエットにパンを運んであげただけです。そのため、たまたま光の下に出ると元のかわいい姿を現します。

リーガル・ハイ見てなかったんですよねー。ゲームに慣れ親しんでいるせいか、動画をしばらく見てると「操作できないの!?」って思ってしまって。あまりドラマやアニメは見ませぬ。

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Re: アメさん

犬を倒すゲームならいくらでもありそうなんですけどね…。
pineteaさんとこの新作出ないですかねー!

登場人物見てきましたー!服部さんって人ですかね?カワイイ!

No title

初めまして、こんばんは。

何度やっても、ダンスマカブルのED1が攻略できません…。
神父様に話しかけ、月桂樹の茨なしをラザールに渡し、持ち物リストの1つが未入手という状態です。
お手数ですが、攻略法を教えてください!

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Re: 14/10/17 18:16

こんばんは!ちなみに、それだとEDはどれにいきましたか?もし、ED3ならば神父のイベントが少ないか、ラザールのイベントが多いと思われます!

Re: アメさん

武闘もできるんですか!!!もうローニカじゃないですか!ローニカですよ!それは惚れる。

No title

初めまして、こんばんは。 の者です。

無事にED1クリアできましたー!ありがとうございます!

Re: 14/10/18 10:43の方

クリアおめでとうございますー!(´ω`*
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