ヴァイルにはちょっと人をからかうようなところがある「ちりとてちん」が似合うかなって思う。
とにかく落語を聞いて欲しい!!広めたい!!!!
と思うけれど、正直私もにわかとすら呼べないビギナーもどきなので、偉そうなことは言えず。
「私はここから入った!!!!」というのをひたすら羅列していきたいと思います。
とりあえず他人と落語の話をしたいだけなんだ!私は!!!
そしてかもかてキャラに似合う落語の話をしよう!!!!!!
【そもそも落語って何から聞けばいいの!?】
個人的に、
①噺の種類で選ぶ
②登場人物で選ぶ
③噺家で選ぶ
④落語が舞台のサブカルチャーを楽しむ
の種類があると思います。
①噺の種類で選ぶ
落語の種類は「滑稽噺」「怪談噺」「人情噺」「艶噺」「芝居噺」なんて色々な種類があります。
滑稽噺は落語と聞いて最初に連想するような、一番多い笑える話。
怪談噺は「のっぺらぼう」を代表するような怖い話。
「人情噺」は感動モノのホロっとこさせるような話。
「艶噺」は間男とか情婦とか遊女とか、男と女のあれやそれ。
「芝居噺」は名の通り、芝居を題材にした噺。
好みのジャンルでまずは探すと分かりやすいと思います。
もちろん、人情噺だろしても話の途中でクスッとさせるような場面もあるので退屈はしないよ!
また、滑稽噺でも落ちの種類によって「間抜け落ち」とか「にわか落ち」とか沢山の種類があるのだけれど、
コレで検索するのは本屋で「叙述トリックコーナー」を見て萎えるような、ネタバレ検索になってしまうのであまりオススメしないです。
私が怪談噺で特に好きなのは「死神」で、何パターンも落ちがある落語なので噺家によって楽しめます。
是非三遊亭圓生と立川志の輔の死神を聴き比べて欲しい。ガラッと変わります。
②登場人物で選ぶ
落語って手塚治虫の漫画みたいに同じ名前、役どころ登場人物が出て来ることがとっても多いです。それを逆手にとって、好きなキャラで話を選んでも面白いかも知れないです。もれなく推しキャラが出てきますね!
以下によく出てくる登場人物をまとめてみます。
・熊さん(熊五郎)、八っつぁん(八五郎)
熊さんは大体乱暴者で気のいい兄貴分、八っつぁんは能天気でおっちょこちょいの弟分の事が多い。特に熊さんは大工だとか、職人のことが多いかなあ。「脳天熊にがらっぱち」で知られるように、落語では無くてはならない二人。
・大家さん
大抵熊さん八っつぁんの住む長屋の大家さん。面倒見が良くて熊さん八っつぁんに呆れながら突っ込む役のことが多い。
・ご隠居
町の小金持ちのご隠居。ご意見役のことが多いけれど、大した知識もないのにそれっぽく知ったかぶってめちゃくちゃ適当なことを言う役。
・金坊
長屋の子供だったり、町に住む子供だったり。江戸の子供らしくちょっとこまっしゃくれてて生意気なことが多い。ちょくちょく鋭いことを言う。寿限無に叩かれてコブが引っ込んじゃう役が一番分かりやすいかな?
・若旦那
良いとこのお坊っちゃん。大抵仕事もしないでふらふら遊んでいるので本家からは勘当されたり追い出されてる。若旦那が出てきたら仕事を探す話だったり、仕事には付いたけど甘ったれすぎて失敗することが多い。ぐうたらだけど心は優しい色白の優男。噺家さんが演じるとたまにやけに色気のある若旦那がいる。
・赤御門守
お殿様。下々の暮らしに疎くて、憧れては真面目くさった顔でとんちんかんなことをする役が多い。「目黒のさんま」とか、絵本で読んだ方も多いかも。
・旦那さん
商家の旦那さん。大体役どころは大家さんと一緒だけれど、ちょっとケチなことが多いかな?
・定吉
旦那さんとこの丁稚。役どころは大体金坊と一緒。だけど金坊より年上なので敬語も使える。こまっしゃくれてるのは同じだけれど、芝居好きというキャラクターになることも。
・おかみさん
旦那さんとか大家さんのおかみさんが多いけど、熊さんのおかみさんなこともあるよ。大抵夫より強かなんだけれど、夫と一緒におバカな夫婦なこともままある。夫の尻を叩く役が多い。艶噺に出てきたらほぼほぼ間男がいるよ。
・与太郎
愛すべき馬鹿。性格はのんびりしてて優しいがどうしようもないほどの阿保で、その阿保さ加減からメインを張ることが多い。
それぞれの登場人物、舞台で区別して噺を「長屋もの」(熊さん、八っつぁん、大家さん、金坊とか)「お店もの」(旦那さん、定吉)「居候もの」(若旦那)なんて分けることもあるよ!
③噺家で選ぶ
これはもう、図書館に置いてあるCDとかレンタルビデオ屋のDVDとかを片っ端から聞いてもらったほうが早いと思う。
私が好きなのは立川志の輔、三遊亭圓生、桂米朝、柳家小さんあたりだよ〜。特に志の輔は枕(噺の前の世間話的なやつ)もしっかり面白いので大好きです。父は鯉昇が好きだと言ってたよ。
④落語が舞台のサブカルチャーを楽しむ
落語が舞台になってる漫画やアニメやドラマって結構あるので、そこからも入りやすいと思うよ!
でも、正直落語が舞台の作品をあまり触れたことがないので、この項目で言えることがほとんどないよ!!!
大体落語プレゼンはこんな感じなので、興味のある人は入りやすい入り口から入ってね!!!
そしてかもかてと落語を組み合わせて私と遊ぼうね!!
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